「やるべきことがあるのに、なかなか動けない…」
そんな経験、誰にでもありますよね。
一方で、あっという間にタスクを終わらせてしまう“すぐやる人”がいます。
この違いは才能ではなく、習慣と考え方の違いです。
本記事では、行動力のある人が自然と実践している10の特徴を紹介します。
自分の行動パターンを見直しながら読み進めてみてください。
「今の自分」から「すぐ行動できる自分」へ、確実に近づけるはずです。
すぐやる人の10の特徴とは?
1. レスポンスが早い
すぐ行動する人は、メールやチャット、声かけなどに即レスが基本。
返事が早い人は、信頼感があり「仕事ができる人」という印象も与えます。
また、こちらが早く反応することで、相手の返事も早く返ってくることが多く、全体の行動スピードが加速します。
「すぐ対応できることは後回しにしない」という意識だけでも、あなたのレスポンスはぐっと早くなるはず。
相手の不安を減らし、自分のタスクも前倒しに進む――。
まずは「返信は5分以内」を目指してみましょう。
2. 判断が早く、優先順位を常に意識している
行動力のある人は「何を今やるべきか?」の判断が早いです。
それは、物事を見極める視点と、優先順位をつける習慣があるから。
ビジネスでは判断の遅れがチャンスを逃す原因になります。
今やるべきか? 後でいいか? 誰かに任せるか?
この判断を迷いなくできる人ほど、行動に移すスピードが速いのです。
今日のタスクに優先順位をつける。
「最優先タスク」から手をつける。
このシンプルな習慣だけでも、即行動に近づきます。
3. 計画的にスケジュールを立てている
すぐやる人は、「動きながら考える」だけでなく、あらかじめ考えてから動く力にも長けています。
目的から逆算し、「何をいつまでにやるか」「どの順番で動くか」を明確にしています。
結果としてムダな動きが減り、迷いなくタスクに取り組むことができるのです。
毎朝、3分だけでもToDoリストを作る。
優先度を色分けしておく。
これだけで、すぐ動ける「土台」ができます。
4. 時間の使い方がうまい
「すぐやる人」は時間を“有限の資源”と捉えています。
1日24時間は全員平等。その中でどう使うかを真剣に考えているのです。
移動時間や会議前の待機時間などの“スキマ時間”も活用し、タスクを細かく刻んで前に進めていく。
また、集中すべきタイミングと緩めていい時間を分け、エネルギーの配分も上手。
時間の使い方に「自分なりのルール」を持つと、動きに無駄がなくなります。
5. 人にお願いするのがうまい
すぐ動ける人ほど、「なんでも自分でやろうとしない」傾向があります。
むしろ、得意な人に任せる方が全体のスピードが上がることを知っているのです。
そのためには、普段から相手の得意・不得意、仕事状況を観察し、信頼関係を築いています。
また、依頼の仕方にも配慮があり、丁寧さと気遣いがあるのも特徴です。
チームで動く時代だからこそ、「お願い上手」は立派なスキル。
遠慮せず、でも感謝と誠意をもって依頼する。それが行動力につながります。
6. 環境・身の回りが整っている
行動が遅れる理由の一つが「探し物」や「段取りの悪さ」。
すぐやる人は、そもそもすぐ動ける環境をつくっています。
デスク、PC、バッグの中、頭の中――。
どれも「使いやすく整理整頓」されていて、やるべきことにすぐ着手できる状態。
特にデジタル整理は見落とされがち。
デスクトップにアイコンが散乱していたり、資料が見つからないと、それだけで行動が遅れます。
週1回5分の“片付けタイム”を設けるだけでも、行動の質が変わりますよ。
7. やること/やらないことを明確にしている
「すぐやる」には「やらないことを決める」も大切です。
行動力がある人ほど、取捨選択の判断が的確。
全てを抱え込もうとせず、本当に必要なことにエネルギーを集中しています。
「今やらなくていいこと」は思い切って削る、もしくは後回しにする判断力を持っています。
あれもこれも…で悩むくらいなら、
「今日、本当にやるべきことは何か?」
この問いを自分に投げかけてみましょう。
8. ON・OFFの切り替えがうまい
行動力のある人は、常に頑張っているわけではありません。
休むときはしっかり休むというメリハリがあるからこそ、動くときに力を発揮できるのです。
オフの時間でリフレッシュし、インプットも増やす。
それが翌日の「すぐ動ける状態」をつくっています。
「仕事のスイッチONになる音楽を決める」
「終業のルーティンをつくる」など、行動のスイッチを決めておくのも効果的です。
9. 完璧主義にとらわれない
「もっと準備してからやろう」と思って動けなくなること、ありませんか?
すぐ行動する人は、完璧よりもまず“動く”ことを優先します。
行動して初めて見えること、修正すべきことがある。
だから最初から100点を狙わず、とりあえず60点で始める勇気を持っています。
「まず出して、あとで直す」
このマインドが、スピードと成長を加速させてくれます。
10. 習慣化しやすい仕組みをつくっている
すぐやる人は、やる気や根性ではなく「仕組み」で動いています。
行動を習慣化しやすいように、自分に合ったルールを設定しているのです。
例えば、やるべきことを朝のルーティンに入れる。
ToDoは目につく場所に貼る。
作業に入る前に同じ音楽を流すなど、自然と行動に移せる工夫を取り入れています。
やる気を待つより、「やる仕組み」を作るほうが確実。
これがすぐやる人の本質です。
まとめ|“すぐやる人”になるコツは、まず「1つだけやってみる」
すぐ行動する人は、特別な人ではありません。
ちょっとした習慣や考え方を積み重ねた結果、自然と“すぐやる人”になっているのです。
この記事で紹介した10の特徴のうち、まずは1つだけでも取り入れてみてください。
「今日から即レスを意識する」でもOK。
1つ行動が変われば、意識が変わり、環境が変わります。
あなたもきっと、今日から“すぐやる人”になれるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。こちらからは以上です。
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