こんにちは、ふじ館長です。
今回はすぐやる人、すぐ行動する人の習慣・・・周囲を動かす編をご紹介します。
すぐやる人、すぐ行動する人は、良く周りも見ています。行動するためには自分一人では、できないこともよくあることです。実際に行動力のある人がどのように周囲を動かしてるか、これを読めば見えてくると思います。周囲を動かせる人に1歩でも近づけたらと思います。
今回の内容は、著者、塚本亮氏の「「すぐやる人」×「やれない人」の習慣」を参考に書かせていただいてます。
「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 [ 塚本 亮 ]
早速ですが、すぐやる人、すぐ行動する人・・・周囲を動かす編、ご紹介していきます。
1.すぐやる人、すぐ行動する人は、人を楽しませることができる。
=すぐやれない人、すぐ行動できない人は、正論を押し付ける。
すぐやる人、すぐ行動する人は人を楽しませるエンターテイナーです。もちろん、それは芸能人などではなく、周りにいる人のこと、とにかく人が喜ぶこと、楽しませることに対して、常にアンテナを張っています。
相手を楽しませることで自分も楽しんでいます。しかし、相手が喜ぶものと相手が喜ぶだろうと作っている側とは答えが必ず一致するものではないものです。すぐやる人、行動する人は、相手の中のことを常に考えています。
一方ですぐやれない人、すぐ行動できない人は、正論を振りかざします。自分の言っていることが正しいから周り柔軟に対応しろということです。たしかに正論は正しいかもしれませんが人間は感情の生き物なので、それがすべて正しいかは相手次第のところがあるのも事実です。すぐやる人、すぐ行動する人は、本当に良く相手を観察しています。相手の喜ぶ、楽しむことを考え行動しています。
自分が楽しいではなく、相手が楽しいと思わせることを1日一回でも始めてみてはいかがですか、お互いが楽しい一日になると思います。
2.すぐやる人、すぐ行動する人は、選択肢を3つ用意している。
=すぐやれない人、すぐ行動できない人は、自由選択式。
何かに取り組むときは、自分の意志力に頼るだけでいると、物事が前に進まないことは沢山あります。楽できるなら楽したいのは人間として自然なことです。だから周囲を巻き込むことで行動力を高めることができます。
すぐやる人、すぐ行動する人は、周囲を巻き込むとき、お願いするときは漠然としたお願いはしません。漠然としたお願いは、相手を困らせることになる事を知っているからです。
例えば、やれない人、行動できない人は、アポを取るときに、「いつ空いてますか?」「今度、時間があるときに会ってもらえませんか?」など相手の選択が自由過ぎて選択するのに時間が掛かり困ってしまいます。一方、すぐやる、すぐ行動する人は、3つの選択肢で相手に問いかけます。「6日、8日と12日でどこか時間が空いている日はありませんでしょうか?」など相手の予定を伺います。相手にとって3択はアクションをしやすくなる可能性が高くなります。
相手ときちんとアポを取りたければ自由選択式で質問するのではなく、3つぐらいの選択肢で問いかけてみましょう。食事や旅行先など、決めるときも、「何食べたい?」「どこがいい?」ではなく、選択式にすると相手も決めやすくなりますので応用していきましょう。
3.すぐやる人、すぐ行動する人は、質問で前向きになれる。
=すぐやれない人、すぐ行動できない人は、質問でやる気を失ってしまう。
すぐやる人、すぐ行動する人は、いい質問は人を動かし、悪い質問は人から行動を奪ってしまうことを知っています。
「なんで同じことを何回も言わないとわからないの?」「どうして、いつもそんなに時間がかかるの?」「なんで、もっとテキパキ動けないの?」など、このように問われると、どうですか?「もうヤダ」とやる気を失いませんか?このような質問は相手からやる気と行動力を奪ってしまいます。「なぜ、」や「どうして、」などの質問を投げていては前向きな考え、行動は難しくなってしまいます。
すぐやる人、すぐ行動する人は、同じ質問でもポジティブになるよう質問を仕方を変えます。「どうすれば、○○することができるか?」など、相手がポジティブに考えられるように質問を投げかけます。
やれない人、行動できない人は、ネガティブな質問ばかり繰り返しています。相手だけでなく、自分に対しても同じように「なぜ?」「どうして?」と自分の問いで自分も追い込んでしまいます。そして、その考え方が癖づいてしまい、相手にも同じような質問をしてしまいます。
自分にも他人にもポジティブ、前向きな質問をし、状況を好転させましょう。
4.すぐやる人、すぐ行動する人は、期限を自分で決める。
=すぐやれない人、すぐ行動できない人は、期限を守ろうとする。
期限を守ることは、ビジネスだけでなく、プライベートでも他人と信頼関係を守るためには重要なことです。相手に期待以上のことができれば、相手に感動を与えるすらできます。
すぐやる人、行動する人は、依頼や支持を受けたとき、とにかく動き出しが早いです。その第一歩は、期限を与えられたままやるのではなく、期限を自分で再設定することです。
期限が近いものは、時間に対して緊張感をある程度持てます、そうでない場合は、時間を無限に感じ「いつか」でよくなってしまう「まだ大丈夫」と思ってしまいます。やらなきゃいけない」のは誰もが感じていますがテキパキと「やる」「やらない」では大きな差がついてしまいます。
時間がありすぎるから時間がなくなってしまうのです。すぐやる人は制限時間を自分で設定し緊張感と集中力を高めます。余計な選択肢を増やさないためです。期限が長いと時間が十分あると勘違いしてしまい、選択肢が増え、「やる?やらない?明日やれば間に合うんじゃない?」など決断する機会が増え行動力が低下してしまいます。
自分で期限早く設定することによって、仕上がったあと、修正に時間を取ることもでき、よくあるやっつけ仕事もなくなります。「決められた期限の3日前には終わらす。」「期限の90%の時間内で終わらす」など、自分でルールを決め、習慣化できるようにしてみましょう。
さいごに
いかがでしたか?すぐやる人、すぐ行動する人の習慣・・・周囲を動かす編をご紹介しました。
仕事もプライベートも、一人では解決できないことは沢山あり、人に助けられながら生活していることを実感しています。自分の行動で周囲の動き方が変わっていきます。すぐやる人、すぐ行動する人は相手のことを常に考えて行動しています。相手と上手く付き合っていけるようにしていきたいですね。少しでも周囲を動かすことへの意識が高まって頂けたらと思います。
ちなみにこの本は今回のような内容が50項目あり、1項目あたり4ページで構成されており、より細かく分析、解説しています。隙間時間などでも読みやすい本になっています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
こちらからは以上です。
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