こんにちわ、ふじ館長です。
今回はすぐやる人、すぐ行動する人の習慣・・・自分を動かす編をご紹介します。
私も、なかなか行動ができない派で、周り言われても「わかってるよ」などと思うこともしばしば。自分の動かし方は、自分でしか分からないことが多いですよね。でも実際に動かそうとすると動かないこともあります。それは自分が本当の動かし方を知らないのかもしれません。そんな人の気付きになり1歩でも踏み出せたらと思います。
今回の内容は、著者、塚本亮氏の「「すぐやる人」×「やれない人」の習慣」を参考に書かせていただいてます。
早速ですが、すぐやる人、すぐ行動する人・・・自分を動かす編、紹介していきます。
すぐやる人、すぐ行動する人は環境で自分を動かす。
=すぐやれない人、行動できない人は誘惑に負けてしまう。
私たちは目で見た情報に最も影響を受けます。過去に楽しかったことや情報はドーパミンが一気に増えてしまいます。
最近多いのはスマホです。やれない人は、スマホを見えるところに置いて仕事や作業をしていると気になってしまいます。スマホが鳴ったり、震えたりするたびにチェックしてしまい誘惑に負けます。在宅ワークでもテレビをつけながらしていると、気になったワードが出てくると、そっちに意識がいってしまいます。
すぐやる人は、環境づくりから始めます。仕事や作業に集中するには、何を排除すれば集中できるかを知っています。集中するときはスマホの電源を切ったり、在宅ワークでも家には誘惑がいっぱいあるのでカフェで仕事をしたりと、やるしかない、集中できる環境を作ります。
人は誘惑には弱い生き物です。誘惑に負けない環境を作りましょう。
すぐやる人、すぐ行動できる人はまずは小さな石を動かそうとする。
=すぐやれない人、行動できない人は大きな石を動かそうとする。
やれない人は、すぐに大きな結果を求めます。野球で例えるなら野球を始めたばかりで技量もないのにホームランしか狙わない人です。まぐれもありますが、基本はいきなりホームランを量産することは難しい事です。打てないからあきらめも早いです。
すぐやる人は、とりあえず塁に出ることを考えます。ヒットでもファーボール時にはデットボールでも、小さな積み重ねで一点を取りに行きます。そして打席に慣れ始め長打も狙えると思ったら初めて狙いに行きます。小さなことを積み重ね、徐々に大きくしていきます。小さいことから始めるので、すぐに行動できます。
小さいことから取り組んで弾みをつけてみよう。
すぐやる人、すぐ行動できる人は自分ともアポをとる。
=すぐやれない人、行動できない人は他人とだけアポをとる。
やれない人のスケジュール帳は、仕事の予定や友人との予定を埋めて完結しています。
すぐやる人は、自分との約束もスケジュール帳で管理しています。もちろん他人との約束事は明確にし漏れがないようにするのは当然です。そのほかの時間をどう使うか明確になっています。しっかりと優先順位をつけ、時間があったらやろうなどということはほとんどありません。先に予定を入れ自分を動かすのが上手いです。
すぐやる人は、自分を磨くための予定を入れるのが上手いです。
すぐやる人、すぐ行動できる人はダッシュキノコを食べる。
=すぐやれない人、行動できない人は疲れた脳で午後を過ごす。
私たちの意志力は朝にピークを迎え、2~3時間後から低下し始めます。簡単に言うと頑張ろうという気持ちは時間とともにどんどんと低下していくということです。これは自然なことで事実なので割り切るしかありません。
ダッシュキノコとは知っている人も多いと思いますがマリオカートに出てくるアイテムでこれをゲットすると短時間ではありますが一気に加速することができるアイテムです。
すぐできる人は、疲れた自分を加速させる手段、方法を知っています。
人それぞれ方法に違いはありますが例えばパワーナップ=仮眠をとる。外に出て緑の多いところで深呼吸するなど、脳をリフレッシュさせることができます。
やれない人は、自分に合ったリフレッシュの仕方が分からず、脳が疲れたまま午後も勢いで過ごそうとします。
自分に合ったリフレッシュ法を探してみよう。
すぐやる人、すぐ行動できる人は、まず1センチだけかじる。
=すぐやれない人、行動できない人はあとで全部食べようとする。
行動を分類する1つとして「自分で決めたこと」と「他人から依頼されたこと」の2つに大別することはすぐやるかやらないかを考えるときに重要になります。
自分で決めたことは当然、当事者意識があるが、他人からの依頼は当事者意識がない(少ない)ものです。なので当事者意識が低いものは、自分で決めたことよりも後回しになる可能性が高くなってしまうものです。
物事を進めるうえでは当事者意識を持たせることが重要になってきます。できる人は、他人からの依頼もまずは少しだけでも進めて当事者意識を持たせようとします。少しでもかじれば責任感ができてきます。
やれない人は、当事者意識がないので、あとでまとめてやろうとして、時間がなく中途半端に終わってしまいます。最終的に他人に責任を負わせます。
まずは1歩が大事です。1歩進めば自然と歩き始めます。
すぐやる人、すぐ行動できる人は毎日カバンを空っぽにする。
=やれない人、行動できない人はカバンに荷物を入れっぱなしにする
すぐやれる人は、カバンの中を毎日整理する習慣を持っています。なぜなら、先延ばしにしてしまう原因の一つにモノがきちんと整理されてないことがあります。モノが整理されていない状態は頭も整理されていない状態と同じ考えを持っています。モノを整理することで頭も一緒に整理しています。
すぐやれない人は、カバンの中が整理されておらず不必要なモノも多く入っており必要な書類をすぐに出すことができません。整理されていないので余計に時間がかかってしまいます。
パソコンのデスクトップも同じことが言えます。過去の終わった案件がいつまでも、いっぱいデスクトップにあり必要なファイルがどこにあったか探したことはありませんか。すぐやれる人はパソコン内もスマートになっています。必要、不必要をしっかり整理しています。
身近なものを整理し頭に余裕を持たせよう。
すぐやる人、すぐ行動できる人は抵抗を歓迎する。
=やれない人、行動できない人は外野の声につぶされる。
現状維持バイアスってご存じですか?
現状維持バイアスとは、新しいことをしてわざわざリスクを冒してチャレンジするよりも現状の状態で問題がないのなら現状で満足している状態です。未知のものや未経験のものを受け入れるより現状を維持していた方が良いと思う心理状態のこと、つまり今が一番ラクなのです。
現状維持バイアスの人は本当に多く存在し新しいことにチャレンジしようと相談を持ち掛けると「そんなの無理でしょ」「うまくいくはずがない」「失敗したらどうする」など否定的なことを並べてきます。
そうすると「やっぱりやめたほうがいいかな」などと思い始め行動力が低下してしまい、ズルズルと挑戦をやめてしまいます。
すぐやる人の考えは、否定的な意見を言う人は、それに挑戦したことがない人ばかりだし、やってみないと分からない。失敗しても死にはしない、など考えます。
世の中のものは、新しいことに挑戦し失敗し続けて新しい発見があり、今の世の中になっています。皆が現状で満足していたら成長は止まってしまいます。成功する人は挑戦し続けてるから成功しているのです。
新しいことに挑戦し現状維持バイアスから脱却しよう
さいごに
いかがでしたか?今回は、すぐやる人、すぐ行動する人の習慣、自分を動かす編を紹介しました。
すぐやれる人は、小さな行動から意識していることが多くあると感じています。いきなり大きな成果を上げることは、ほぼ不可能です。だから小さなことから始めて積み上げていくことが一番の近道なことも知っています。今やっている小さなことが後に大きく成長できると信じて実践しています。
私も小さな努力を続けて成長できればと思っています。皆さんの背中をちょっとでも押せたらと思います
ちなみにこの本は今回のような内容が50項目あり、1項目あたり4ページで構成されており、より細かく分析、解説しています。隙間時間などでも読みやすい本になっています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
こちらからは以上です。
「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 [ 塚本 亮 ]
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