こんにちわ、ふじ館長です。
今回はすぐやる人、すぐ行動する人の習慣・・・感情マネジメント編をご紹介します。
私も、なかなか行動ができない派で、行動しなきゃと分かっていても後回しになる事も多くありました。後回しにする癖を無くすため、いろいろと行動してきました。すぐにできなくてもいつもと違う行動をすることが大事だと感じました。そんな人の気付きになり1歩でも踏み出せたらと思います。
今回の内容は、著者、塚本亮氏の「「すぐやる人」×「やれない人」の習慣」を参考に書かせていただいてます。
「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 [ 塚本 亮 ]
早速ですが、すぐやる人、すぐ行動する人・・・感情マネジメント編を紹介します。
すぐやる人、すぐ行動する人は感情を上手く吐き出す。
=やれない人、行動できない人は、感情を溜め込む。
人は毎日、様々な出来事の中、喜怒哀楽を感じています。時間を忘れるほど何かに夢中になったり、うれしいや楽しい気持ちを感じているときは、心がワクワクして、行動力も高まります。
逆にストレスがたまりイライラしたり落ち込んで元気が出ないといったように、悲しみや怒りを感じているときは感情をコントロールできず、思わぬ行動や何もしたくないモードに入ってしまいます。
行動力と感情は切っても切れない関係にあると思います。大切なのは、人は感情の生き物であるということを受け入れることです。
怒りや悲しみが必ずしもマイナスに働くわけではなく、「今度こそ成果を出してやる」「アイツを見返したい」など場合によっては、怒りの感情も目標達成のための行動力に変わることもあります。
すぐやる人、行動する人は感情のコントロールが上手く、安定してます。感情を溜め込まず、ちょっとした感情でもすぐに発散できる方法を見つけましょう。
すぐやる人、すぐ行動する人は儀式でスイッチを入れる。
=やれない人、行動できない人は、ギアを上げる、集中するタイミングが不透明。
打席に入る前に軽く屈伸し、バッターボックスに立てばバットを半回転させてセンター方向に垂直に立て、そしてユニフォームの右袖をまくるような仕草をし、またバットを半回転させて構える。イチロー選手がいつも打席に入るときに行う動作です。集中力を高め、気合を入れるための儀式を行うことで重い心を動かしています。
簡単なタスクならば心理的な負担は少ないですが面倒と思う、少し気が重く感じるタスクであれば気合を入れることで自分を動かしやすくなります。
そのひとつの方法が儀式を取り入れることで行動のスイッチを入れることです。
「オペラント条件付け」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ある行動をしたら、自分にとって良いことが生じた。以後、その行動に対して良いイメージを持ち、積極的になり、逆に、ある行動をしたら自分にとって良くないことが生じ以後、その行動に対して消極的になる。「オペラント条件付け」とは行動とその結果の関連性を学習することです。
たとえば「サザエさん症候群」。サザエさんの放送が終わると「明日からまた長い1週間の仕事が始まる・・・。」と憂鬱な気分になるようなことです。これはマイナススイッチの例になってしまいますが日曜日の夕方のネガティブな儀式の一つですね。
それとは逆に高いパフォーマンスを発揮するためにはポジティブな儀式を取り入れると効果的です。その儀式によって「自分はできる。」と前向きなセルフイメージが頭に浮かび積極的になれます。
スポーツ選手が試合前にコーチが選手の背中に手で強く叩き気合いを入れる光景を良く見ると思います。あの習慣に選手は気合いと集中力を高めるスイッチが入りパフォーマンスを高めていると思います。
ここ一番の時に、手と手を思いっきり叩く、両頬を軽く3回叩く、深呼吸を数回行うなど、自分にあった「やる気スイッチ」を見つけてください。
すぐやる人、すぐ行動する人は物語を読む。
=やれない人、行動できない人は、映像に頼る。
あなたは自分の直感に自信を持っていますか?
「心と直感に従う勇気を持ちなさい。それは、あなたのなりたいものが何なのか知っているものなのだ。それ以外は、二の次でいい。」と言ったのは、あのスティーブ・ジョブズです。
私たちの毎日は選択の連続です。情報収集したり思考に思考を重ねたりしても意思決定することが難しい状況というのはよくあることです。
ジョブズの例もそうですが、世界のエグゼクティブも論理的に突き詰めて考えているように見えても、最終的には自分の直感で大切なことを決めていることが多いです。
人生には浮き沈みがあります。上手くいくときは、とことん上手くいく、ダメなときは何をやってもダメ、そんな流れがあります。流れを読みここぞというときに勝負できる人は、いつの時代も強いものです。勝負どころで迷わず「すぐ行動できるかどうか」の直感を鍛えることで成果を出すことができます。
直感力を鍛えるための方法を2つ紹介します。
1つめは経験をたくさん積むこと。失敗を恐れずに、とにかくチャレンジすることです。量が質を産むことはないですが、とにかく経験値を増やし、失敗したときは、しっかりと改善策を考えることです。サッカーのストライカーもそうですがひとうひとつのチャンスにこだわり続けているからこそ、直感力が磨けれ、いざというときに体が自然と反応するのです。
2つめは、右脳を鍛えることです。右脳は感性脳と言われ芸術的な感性を担っています。直感力を鍛えるためには、右脳の働きを高める必要があります。子供の頃は右脳を鍛える機会が多かったですが大人になるとそれが難しくなってしまいます。そのひとつの原因が映像に頼るようになってしまうからです。映像は簡単でわかりやすく、想像することを求めません。子供の頃に、絵本の読み聞かせをしてもらった経験があると思いますが、子供たちは、物語を聞きながら頭の中でひとつひとつのシーンを頭に描きます。言葉や文字だけを頼らず頭の中で想像します。小説や物語を楽しむことは想像力を必要とするので右脳が鍛えられます。
映像だけに頼らず、直感力を鍛えよう。
すぐやる人、すぐ行動する人は五感をフル活用する。
=やれない人、行動できない人は、他人の評価を頼りにする。
何でも調べればわかるという時代。考えなくても、インターネットを使って調べれば済む時代、実際に経験しなくても済んでしまいます。
しかし、グルメサイトで一位のお店が自分にとっても一位とは限りません。レビューで評価が高いからといって自分に合っているわけではないことは、ありますよね。
すぐやる人、行動する人は、自分の基準を信じています。自分が満足できるか、楽しいか、美味しいと思えるか。他人の基準でものを選ぶのではなく自分の基準にしているかので迷いがありません。自分の五感をフルに活用し、それを大切にしています。
すぐやる人、行動する人は目で読んだだけの情報、他人の評価は鵜呑みにしていません。
他人の評価だけに囚われず、自分の五感をフル活用しましょう。
さいごに
いかがでしたか?今回は、すぐやる人、行動する人感情マネジメント編をご紹介しました。
すぐやる人は感情のコントロールがとても上手いと思います。他人に縛られず、まずは自分を信じる。そこから始めると何か変わっていくかもしれませんね。
ちなみにこの本は今回のような内容が50項目あり、1項目あたり4ページで構成されており、より細かく分析、解説しています。隙間時間などでも読みやすい本になっています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
こちらからは以上です。
「すぐやる人」と「やれない人」の習慣 [ 塚本 亮 ]
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